毎日の通勤・通学やプライベートのシーンで欠かすことのできないリュック。そんなリュックの中でも、「黒リュック」はどのような服にも合い、クールに決まるので、重宝している方も多いと思います。
しかし、一口に黒リュックといっても、ブランドからサイズ、機能面まで、多種多様「どのリュックがおすすめなのかわからない」という方も多いと思います。
そこでこの記事では、黒リュックが大好きな僕が「実際に使ってよかった」と感じたリュック8つを紹介していきたいと思います。ぜひ、黒リュックを選ぶ際の参考にしてみてください。
メンズにおすすめの黒リュック
一口に黒リュックといっても、ブランドから価格、サイズ、機能面まで、様々なものがあります。
その中で僕が黒リュックを選ぶときに意識している、基準としているポイントは以下の4つ。
1.外観⇨かっこいいorかわいいデザインか
2.機能性⇨収納スペースが多く、小分け収納ができるか
3.耐久性⇨丈夫な作りで、長く使うことができるか
4.容量⇨たくさんの物を持ち歩くことができるか
この4つのポイントに焦点を当てながら、「万能編・大容量編・ビジネス編・コンパクト編」の4つに分類し、おすすめのリュックを順番にみていきたいと思います。
おすすめ黒リュック:万能編
「万能編」の黒リュック。
ちょうどよいサイズ感で、デザインもシンプル。「様々なシーンで使える」持っていると便利なリュックたちです。
万能編で紹介するリュックは下の3つ。
ARC’TERYX「マンティス26」
ARC’TERYX(アークテリクス)の「マンティス26」。
クールなデザインで、かっこいい印象の強い「マンティス26」。容量は26Lと、普段使いのリュックとしては最適の大きさ。
収納部分も「メイン収納・正面の大きめポケット×2・小さめポケット」の4つがあり、機能的にも優れたリュックとなっています。
また、「マンティス26」の優れているところは「背負いやすい工夫」がいくつかされていること。
例えば、リュックの背面はアーチ状になっており、下の写真のように背中が密着しないため、快適にリュックを背負うことができます。
そのほかにも、背負いやすい工夫がされているので、詳しいレビュー記事でぜひ確認してみてください。
「マンティス26」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
THE NORTH FACE「VAULT」
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)の「VAULT」。
シンプルでありながら、ノースフェイスならではのかわいさを感じる外観。
このリュックの良さは、「王道のノースフェイスのかっこよさ」というものを感じることができるということ。
街を歩いていてノースフェイスのリュックを持っている方をよく見ますが、やはり、実際に使ってみるとノースフェイスのリュックの魅力にはまります。
メインの収納スペースはシンプルですが、きちんとPC収納ができるので安心。
小さい収納スペースは、B5サイズのノートが入るほどの大きさでありながら、小物を分けて収納することが可能。
背中の部分はメッシュ素材となっており、夏場に汗が気になる方も安心。また、立体構造になっており、真ん中が背中に密着しないので、快適にリュックを背負うことができます。
「VAULT」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
GREGORY「オールデイ」
GREGORY(グレゴリー)の「オールデイ」。
シンプルなかわいさがありつつも、タフ。「グレゴリーらしさ」を感じる王道のバックパックです。
「物の小分け」はそこまで優れているとは言えませんが、最低限のポケットは備わっており、普段使いには不足ありません。
スエードのジッパープルからもグレゴリーらしさを感じます。また、全体のナイロン素材は厚めで丈夫。長く使っていくことができるのも魅力的です。
「オールデイ」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
Haglofs「TIGHT LARGE」
Haglofs(ホグロフス)の「TIGHT LARGE(タイトラージ)」
「TIGHT」という名前からもわかるように、縦に長く、横に短いというスマートなデザインの外観。
「TIGHT LARGE」の魅力は、このスマートなデザインであり、街中でかぶることの少ないリュックであるということ。
スマートである分、背負っていてボテッとした感じがありません。また、「みんなが知っている」ブランドではなく、街中でかぶることが少ないのも魅力だと思います。
リュック正面のホグロフスの「H」ロゴがとてもかわいい。「周りと被りにくい」というだけで、このリュックを持つ価値を感じます。
収納はポケットのついたメイン収納と正面のポケットの2つのみで、全体的に最小限に抑えられています。
背中の背負う部分は、「VAULT」と同様、立体構造になっています。背負ったときに、つくりがしっかりとしていることを感じます。
「TIGHT LARGE」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
おすすめ黒リュック:ビジネスシーン編
ビジネスシーンで活用できる黒リュック。
出勤用のバッグとしてリュックを使っている・これから使っていきたいという方は多いと思います。
ビジネスシーン編では、「スーツに背負っても違和感のないデザインかどうか」「PCや小物を収納できるポケットがあるかどうか」といった視点でおすすめ黒リュックをご紹介します。
ビジネスシーン編で紹介するリュックは下の3つ。
GREGORY「カバートミッションデイ」
GREGORY(グレゴリー)の「カバートミッションデイ」。
外観はシンプルながらも、正面にポケットが収納スペースが2つある、珍しいデザイン。
そして「カバートミッションデイ」が何より優れていることは、圧倒的な収納の数。
収納スペースは「メイン・PC・正面の小さめポケット×2」の4つがあり、さらにそれぞれのスペースに小さなポケットがたくさんあります。
メインの収納スペースだけでも、このように3つのポケットがついています。持ち運びする小物が多い方には本当におすすめ。
PC収納部分は余裕のある大きさで、持ち運ぶ用途としてのノートPCなら、問題なく収納可能。
タブレットポケットがついているところも素晴らしい。
また、リュック自体はとてもしっかりとしており、壁に立てかけなくてもリュックは自立するつくりとなっています。手で持つ部分のつくりも、他にないほど丈夫です。
そしてこれは「おまけ」なのですが、「カバートミッションデイ」には縦21cm×横16cmという大きさの、ミニポーチが付属しています。
おまけと呼ぶにはもったいないほどのクオリティで、これを目当てにリュックを購入しても良いのでは、というくらいです。
ビジネスシーンで活用できるデザインで、収納力が高く、意外と価格もお手頃。「完璧」といっても過言ではないほどに、おすすめのリュックです。
「カバートミッションデイ」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
GREGORY「スケッチ22」
GREGORY(グレゴリー)の「スケッチ22」。
カメの甲羅のようなデザインは特徴的ですが、これを好きだと思う方には、とってもおすすめ。
横から見ると、このようなデザイン。
「スケッチ22」には、「背負ったまま開閉できるサイドポケットがある」ということが大きな特徴。
写真のように、背負って右手には財布やカードケースなどが収納できるチャック付きのポケット。
左手にはペットボトルポケットがついています。
リュックを下すことなく、小物の出し入れができるということは、とっても便利です。
そのほか、メイン収納部分にも小物ポケットがあり、背面にはPCポケットもあるので、機能性は十分。
「スケッチ22」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
L.E.D BITES「ビジネスリュック」
L.E.D BITES(エルイーディーバイツ)の「ビジネスリュック」。
ほかのリュックとは異なり、全体が革でつくられた黒リュック。
このリュックの魅力的なところは、やはり、革の質感が最高であるということ。
体に馴染む柔らかい革であり、細かいところまで丁寧につくられています。
L.E.D BITESは、2001年にリリースされた比較的若いブランドですが、質が良く、かっこいいバッグを展開しています。
この記事で紹介している型番はおそらく廃盤となってしまっているのですが、ほかにも素晴らしいリュックがあるので、ぜひチェックしてみてください。
L.E.D BITESのビジネスリュックの評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
⇨L.E.D BITESのビジネスリュックの詳しいレビューはこちら。
おすすめ黒リュック:大容量編
「大容量な」黒リュック。
デザインや機能的な部分はもちろんですが、とにかくたくさんの物を収納できるかどうかという視点でまとめました。
部活道具や勉強道具をたくさん持ち歩く学生におすすめのリュックです。
大容量編で紹介するリュックは下の2つ。
・Carhartt「KICKFLIP BACKPACK」
・Columbia「TOKAT 25」
Carhart「KICKFLIP BACKPACK」
Carhart(カーハート)の「KICKFLIP BACKPACK」。
デザインはシンプルですが、ロゴがかわいいので、全体として「かわいいリュック」という印象があります。
「KICKFLIP BACKPACK」の魅力はやっぱり、収納力が高いこと。
収納力を確かめるために、青年マンガがどれぐらい入るかを試してみたところ、20冊のマンガを収納することができました。部活性や受験生でも申し分のない収納力です。
その他、バッグ上部の小物ポケットやサイドポケットもあり、小分けも可能です。
またもちろん、たくさんの物を収納するに堪えれるだけの丈夫さもあるので、安心して使うことができます。
「KICKFLIP BACKPACK」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
⇒KICKFLIP BACKPACKの詳しいレビューはこちら。
Columbia「TOKAT 25」
Columbia(コロンビア)の「TOKAT 25」。
外観はシンプルでありながらも、上にフタを被せて閉めるというかわいいデザイン。
「TOKAT 25」の良さは、とにかく大容量であるということ。
メインの収納スペースにはかなり物を入れることができ、僕は1泊2日で富士山に登ったときも、リュックはこれ1つで登ることができました。大荷物でしたが、それに耐え得る大容量。
また、リュック上部のロゴとカチっととめるバックルがかわいいデザイン。
大容量である分、収納はとってもシンプル。
「TOKAT 25」は、中に入れる荷物の量によって、外観を少し変えることができます。
例えば、荷物が多く、リュックの中がパンパンのときは、バックルのついている紐を長めにします。
反対に、荷物が少なく、中身がスカスカのときは、バックルの紐を短めにします。
荷物が少なめのときは、見た目が少しブサイクになってしまいますが、大容量のリュックである分、中身の量によって見た目を変えることができるのは魅力的です。
「TOKAT 25」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
おすすめ黒リュック:コンパクト編
「コンパクトサイズな」黒リュック。
「リュックをもって出かけたいけど、荷物は少なく、そんなに大きなリュックはいらない」というときに便利なコンパクトサイズの黒リュック。
コンパクト編で紹介するリュックは、下の2つ。
・MYSTERY RANCH「リルブーティー」
・Champion「ハイランドデイパック」
MYSTERY RANCH「リルブーティー」
MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)の「リルブーティー」。
「リルブーティー」は、トートバッグのようなデザインのリュック。だからこそ、背負わず手で持って利用することも可能です。
大きさは「タテ36cm×ヨコ24cm×マチ18cm」「容量10L」と小さめのデザインであるからこそ、「荷物は少ないけどリュックで外出したい」という時に活躍するリュック。
「リルブーティー」の最大の特徴は、リュックとしても、トートバッグとしても使える2WAY仕様であるということ。
リュックにはチャックがなく、肩紐を調節することで、物の出し入れができるというデザインになっています。
コンパクトであり、かつ、シーンによって持ち方を変えることができるのは魅力的です。
「リルブーティー」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
Champion「ハイランドデイパック」
Champion(チャンピオン)の「ハイランドデイパック」。
外観はとてもシンプルで、MYSTERY RANCHのリルブーティーと同様、コンパクトなサイズ感。
「ハイランドデイパック」の特徴は、とにかく、シンプル・コンパクトであるということ。
その分、より手軽にリュックを持ち運ぶことができ、安価に購入することが可能となっています。
収納スペースはシンプルですが、見た目以上に物が入るので、「持ち物が多いけど、チュックは小さい方が良い」という方にはぴったりのリュック。
機能性は弱めではありますが、中に小さなポケットがあったり、サイドにドリンクホルダーがあったりするので、見た目以上の働きをしてくれるリュックです。
「ハイランドデイパック」の評価は以下の通り。
1. 外観 | |
2. 機能性 | |
3. 耐久性 | |
4. 容量 |
メンズにおすすめの黒リュック:まとめ
この記事では、「実際に使ってよかった、メンズにおすすめの黒リュック」ということで10個のリュックをご紹介しました。
改めて、タイプ別でおすすめの黒リュックをまとめたいと思います。
①万能編
②ビジネスシーン編
③大容量編
・Carhartt「KICKFLIP BACKPACK」
・Columbia「TOKAT 25」
④コンパクト編
・MYSTERY RANCH「リルブーティー」
・Champion「ハイランドデイパック」