
こんにちは。マーくんです。
先日、某大手人材会社の1次選考を受け、無事通過しました。
そこで行われたのが「グループディスカッション(GD)」。
グループディスカッションとは、「5.6人の学生が1つのグループとなり、出されたお題に対して制限時間内で答えを出す」というもので、それを面接官が側から見て評価されます。
この記事では、実際にグループディスカッションを受けてみた感想、受けるときに意識するべきことについて書いていきたいと思います。
Contents
グループディスカッション(GD)を受けた感想
グループディスカッションを受けた感想について、結論から言うと「めっちゃ緊張しました」。
初めてグループディスカッションを受けたのが、2月の頭で、この時期は就活において「早期選考」と位置付けられる時期です。

初めての本選考。初めてのグループディスカッション。とにかく緊張しました。
けれど、緊張するということはわかっていたので、あらかじめグループディスカッションの「準備」をしていきました。
この「準備」がかなり効果的で、選考の突破にも繋がると身をもって体感したので、僕がグループディスカッションのためにしていた「準備」を共有したいと思います。
グループディスカッションの「準備」
グループディスカッションの「準備」は大きく2つに分けることができます。
・個人の発言に対する準備
以上の2つです。
それぞれみていきます。
全体の動きに対する準備
僕は、グループディスカッションの議論を進めるにあたって「意識するべき大枠の流れ」というものがあると思います。
この流れを理解していないと、思わぬ方向へ議論が進んだり、的外れな発言をしてしまう可能性が高くなります。
だからこそ、この流れを事前に頭に入れておく必要があります。それが今回言いたい「準備」となります。
その「意識するべき大枠の流れ」とは下のような感じです。
↓
お題に対する共通認識・定義付け
↓
議論の目標設定
↓
対策・主張の発言
↓
結果報告
ざっくりと、このような流れになると思います。

ここで特に意識するべきことは、2つ目の「お題に対する共通認識・定義付け」と、3つ目の「議論の目標設定」の2つです。
お題に対する共通認識・定義付け
これは、本当に大切です。具体例を使って説明します。
ディスカッションのお題が「大学生の英語力を伸ばすのに必要な教育は?」というものだとします。
ここでいきなり「英語力に必要な力はスピーキングなので、ネイティブの人と話す環境が必要です…」などと話を進めても、全員の認識が一致しないまま議論が進んでしまいます。
だからこそ、最初にするべきことは「お題に対する共通認識・定義付け」なのです。
「大学生は1〜4年生の誰を対象とするか」
「TOEIC400点の人が600点を目指す教育なのか、600点の人が800点を目指す教育なのか」
「スピーキング、リーディグなど、何の力をつけるべきか」
など、切り取るポイントによって様々な定義付けをすることができます。
この定義付けを、グループのメンバーが一致したものを共有することが重要です。
その定義付けが正しい・正しくないは重要ではありません。まずは、「全員が一致した定義を共有できている」という状態を作ることを意識しましょう。
こうすると、スムーズに話が進んでいくと思います。
議論の目標設定
これは「議論のゴールをどこに置くか」ということです。
先ほどの英語力の例で考えると、「TOEIC400点n大学1年生を対象に、リーディング力を受けることができる英語教育」と定義したとします。
そしたら「TOEIC400点の大学1年生を対象に、リーディング力を受けることができる英語教育」を実現するために必要な対策をあげていけば良いのです。これが議論の目標となります。
議論の目標が明確になっていると、全員が同じ方向を向いて話し合うことができ、議論がずれてくると目標を元に修正することができます。
この「お題に対する共通認識・定義付け」と「議論の目標設定」の2つを意識して、グループディスカッションに取り組んでみましょう。
個人の発言に対する準備
個人の発言に対する準備において、僕は2つのことを意識しました。
・結論→根拠という流れで発言する
それぞれみていきます。
他の人の発言を否定しない
グループディスカッションはチームでゴールを目指す作業です。
自分がいかに優秀かということを自慢する場ではありません。
他の人の発言に対して否定をしていると、限られた時間の中でゴールにはたどり着けないし、印象もよくありません。
人それぞれ、色々な考え方をもっているので否定することなく、意見を取り入れるということを意識するべきだと思います。

そのような時は「確かにそういう考えもできますね。ただ、今回の議論とは少しずれていると思うので、〇〇の方向で進めてもいいですか??」というように、肯定してから違う方向へもっていく、ということを意識すれば議論がより良くなると思います。
結論→根拠という流れで発言する
限られた時間の中で議論をするということは、1人あたりが発言することができる時間も限られています。
その中で、だらだらとまとまりのない発言をしていると、クリティカルな発言ができないし、聞き手にとっても苦痛です。
そうならないためにも、結論→根拠という流れで話をすることが重要だと思います。
「これについては〇〇と考えます。なぜなら…」
このように話すことができると、聞き手にとっても、議論を進めるに当たっても良いのではないかなと思います。
グループディスカッションの感想まとめ
この記事では「グループディスカッションを初めて受けた感想・僕が意識したこと」について書きました。
グループディスカッションを受ける上で、参考となる部分があったかなと思います。
選考でグループディスカッションを受ける際は、ぜひ意識してみてください。