【書評まとめ】Daigo「無敵の就職心理戦略」-面接が不安な就活生におすすめの1冊

就職活動で避けて通ることのできない「面接」。この面接を不安に思っている就活生は、たくさんいるのではないでしょうか。

 

マーくん
僕も就活では「面接が怖くてたまらない」と不安でいっぱいの時期がありました。。

 

けれど、面接を突破しない限りは、自分が働きたいと思う企業から内定をいただくことはできません。そう、面接は自分でなんとかしないといけないのです。

 

マーくん
「それはわかっているけれど。。」と悩む就活生も多いと思います。

 

僕もそのように悩んでいた時がありました。そんな時にたまたま知って読んだ、メンタリストDaigoの「無敵の就職心理戦略」という本。

 

僕はこの本を読んでから、面接に対する捉え方が変わり、「なんとかできるかも」と前に進む糸口を得ることができました。

 

そこでこの記事では、「無敵の就職心理戦略」の中でも、就活の面接で参考になった第Ⅱ部の「好感度は作れる」という部分に絞って紹介したいと思います。また、それ以外にも、仕事選びや人生を考える上で参考になることがたくさんあるので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

 

無敵の就職心理戦略の概要

「無敵の就職心理戦略」は、大きく3つの内容に分けて、面接や仕事選び、人生について書かれています。

 

第Ⅰ部:後悔しない就活&仕事選びとは?ー「いい仕事」を選ぶ3つの原則

第Ⅱ部:好感度は作れるー面接を支配する7つの戦略

第Ⅲ部:人生は2ヵ月で変えれられるー職業選択の自由を手に入れる5つのワーク

 

第Ⅰ部では、仕事選びの基本を押さえ、就職・転職活動の方向性を定めて、効果的な努力をすることができます。

 

第Ⅱ部では、面接にフォーカスし、心理学をはじめとする科学的知見を応用した、具体的な方法論を学ぶことができます。

 

第Ⅲ部では、今すぐに実行できるワークを知ることができます。

 

マーくん
僕が就活の面接で「役に立った」と感じたのは、第Ⅱ部のところ。

 

ではここから、第Ⅱ部をまとめていきたいと思います。

 

好感度は作れる

「無敵の就職心理戦略」では、7つの点から、面接で最も大切である「好感度」を上げるための方法が書かれています。

 

面接を支配する7つの戦略

1.なにはなくとも好感度と肝に銘じよ

2.ハローをまとえ

3.面接的「知性」を作れ

4.トークで面接官の判断基準を支配せよ

5.自身はフィジカルに鍛えよ

6.「嘘」を武器にせよ

7.警戒すべき面接官を見抜け

 

ここで注意してほしいことが1つあります。

 

面接の成否を分けるのは何かといえば、結局のところ「好感度」です。

第Ⅱ部では、「好感度」「ハロー効果」「知性」「トーク」「フィジカル」「嘘(脚色)」「警戒すべき相手」の7つの要素を見ていきますが、正確にいえば最初の「好感度」を上げることが面接で成功する方法で、残りの6つは好感度を上げるための手段の関係にあります。

 

マーくん
最終的な目的は「好感度」をアップするということ。

 

このことを意識しながら、上の7つをみていきましょう。

 

なにはなくとも好感度と肝に銘じよ

冒頭部分から、驚くような内容が書かれています。

普通、就職面接では、受験者の人柄や業務をこなす能力、学識、コミュニケーションの円滑さ、それらの総合的なバランス…などなどを見ている、ということになっています。

残念ながら、それはすべて嘘、もしくは勘違いです。面接官にそんな能力はありません。

 

では面接官はいったい何で合否を決めているかというと、単に好感度だけで合否を決めているのです。このことは、著者のDaigo自身の経験からも、学者の実験の結果からも出ているそう。

 

そして重要なことは、人の好感度は初対面時の数秒で決まってしまうということ。

「人間はいかに表面的な特徴に引っ張られて他人を評価するか」「第一印象が人物の判断にどれほど決定的な影響を与えるか」を、まず知る必要があるのです。

 

また、ここで面白いことは、面接官自身も、「好感度」で判断していることを気づいていないということ。

「自分は志望者の能力を判断できる」「上っ面ではなく、人間性を見ている」「嘘は通用しない」などと思い込んでいる。実際は、好感度で90%以上左右される面接担当者ばかりなのですが。

 

ということはつまり、就活生は、好感度という武器を使い、ちょっとした工夫をすることで面接の場を支配することができるのです。

 

ハローをまとえ

人間には、目立つ1つの特徴によって、相手の全体像を想定してしまうという思い込みがあります。逆に言うと、人の評価は際立った、たった1つの特徴で決まってしまうということ。

これが「ハロー効果」と呼ばれるものです。

 

なぜ、ハロー効果が生じるかを一言で言うと、人間の認知能力に限界があるから。特徴の中で目立った一部をサンプルとして取り出し評価することで、相手のことを判断するのです。

 

ならばこれを逆手に取り、進んでハロー効果を身に着けることで、高評価を得れば良いのです。

 

例えば、「TOEICが900点」「体育会サッカー部のキャプテン」などと聞くと、「すごい人だ」と無意識のうちに感じると思います。このように、わかりやす特徴であればあるほど、ハロー効果は有効です。

 

ちなみに僕は、「長期インターンで営業経験をしていた」という、ビジネス経験を持っている「ハロー効果」を用いました。このような経験をしている学生は多くはないと思うので、面接でのウケもよく、効果的だったと思います。

 

まだ時間のある人はハロー効果を感じさせる経験を新しくしたり、時間が少ない人は過去の経験からそのようなことを探すのが良いのかなと思います。

 

面接的「知性」を作れ

「知性のある学生の方が、企業からのウケが良い」ということは想像がつくかと思います。

 

そしてこの知性は、会話の内容では判断されず、簡単に知性があるように見せることができるのです。

 

1つ目は、視線です。相手の目をよく見て話をしたり、聞いたりする人は、実際に知能が高いということがわかっています。

面接で知性的に見せたい場合には、話すときに面接官の目をちゃんと見ること。話を聞く側にまわったときにも、面接官としっかりアイコンタクをとることを心がけましょう。

もちろん、ずっと相手をにらめつけてしまっては逆効果です。面接中には適度に目をそらすことも必要でしょう。その場合にも、なるべく相手よりもあとに目線をそらすように心がけるようにしてください。

 

2つ目は、話し方です。

テンポ良く、大きな声で話す人は知性的な印象を与えることができ、実際に知能が高い場合がおおいうことがわかっています。

これは僕自身、1番効果を感じました。騙されたと思って、1度大きい声で話してみてください。驚くほど面接官のウケがよくなります。

 

3つ目は、顔立ちです。

顔立ちはどうにもならないよ」と思われるかもしれませんが、事実なので仕方ありません。しかし、「どうにもならない」と思うのは間違いです。

顔立ちが美しいほうが知性が高く見える、という場合の「美しい顔立ち」とは具体的に言うと左右対称に見える顔のことです。

女子はメイクでできますし、男子もメイクを簡単にすることで、顔立ちを意識することができます。

 

トークで面接官の判断基準を支配せよ

これまでの、外見や視線などによって知性を印象付けることができても、肝心のトークに説得力がないと、印象を損なうことになってしまいます。

 

そして「早口」を上手に使うことが、説得力を高く見せるために有効です。

心理学的に最も説得力を高める話し方は、「最初に早口で、後からゆっくりになってしっかり聞かせる」というものであることがわかっています。これも前章でみたテンポの一種と言ってもいいでしょう。自分の最大の売りなど強調したいところはゆっくり話し、面接官の頭にしっかり残します。

 

また、質問に答えるとき、相手がどういう意図を持ってその質問をしてきたかを考え、プラスアルファの回答をするということもとても大切です。

 

これを意識して「面接官と会話」することで、積極的に自分をアピールしていきましょう。

 

自信はフィジカルに鍛えよ

これまでのことを意識して、どれだけ自分を演出したとしても、本番で実践できなくては意味がありません。そして、本番の面接では、想像以上に緊張します。

 

ここでいう「自信」とは、精神論や根性論ではありません。それらではない3つの方法があります。

①毎日30分運動すること(その際、できれば太陽の光を浴びること)。②セロトニンが増える食事をすること。③瞑想をすること。

以上の3つです。

 

「筋トレをするようになってから表情が変わった」という話があるように、運動は効果的です。また、セロトニンには、不安を和らげ、リラックスさせる効果があります。

 

そして、瞑想によって脳を鍛えることで、自然に自分の心をコントロールする能力が高まり、不安や緊張に対処できるようになります。

 

これらの3つをぜひ試してみてください。

 

「嘘」を武器にせよ

「面接での嘘はバレるのか」ということは、多くの人が関心のあることだと思います。

 

結論から言うと、面接での嘘はバレません。(当然、嘘をつくことはよくないことですが。。)この世に、嘘を見抜くプロはほとんど存在しないのです。

 

後で自分の首を絞めることになるような、まったくの嘘をつく必要はありません。ただ、自分の実力、実績に多少の脚色をして、より魅力的に見せるという意味での嘘は、ありだということです。

 

ただ、嘘はバレてる気がする、、と感じる人もいると思います。

 

その嘘がバレる理由は、とっさに嘘をつこうとすると起こるタイムラグ(=認知的努力時間)で決まると言われています。視線や仕草ではないのです。

ということは、対策は簡単です。認知的努力時間を短くすればいいのです。嘘をつくまでの時間を短縮すれば、バレにくい嘘をつけるということになります。

とはいっても、素早く嘘を考える訓練をする必要はありません。面接で言うべきことは、事実もそうでないことも含めて、あらかじめ準備しておけばいいのです。

 

面接では、ほとんどの会社で同じような質問がされます。

 

しっかりと「準備」をすることで、面接を勝ち抜きましょう。

 

警戒すべき面接官を見抜け

最後は、面接の相手である面接官に注目しています。

 

まず押さえておくことは、企業はいまだに男性社会であるということ。

企業は男性社会であり、男性が採用の決定権を持っていることが多いので、容姿を整え、体を鍛えてスタイルを良くする。

例外的に、自分が女性で、面接官も女性であることがわかっている場合だけは、少しさえないくらいか、従順に見える程度に調整した方が無難です。

男性は容姿端麗、スタイルがいい人を採用する傾向が強いことがわかっています。また、女性面接官は、面接に来た女性が美人であるほど、評価が厳しくなることもわかっています。

 

このことを理解し、自分の容姿、スタイルを整えることも重要なことです。

 

 

無敵の就職心理戦略 まとめ

この記事では「無敵の就職心理戦略」の、就活の面接に活かすことのできそうな部分を紹介しました。

 

かなり具体的な方法なので、参考になる部分が多いのかなと感じます。

 

それ以外の部分でも、就活の面接だけではなく、仕事選びや人生にも役に立つ内容が書かれています。気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。

 

以上、マーくん(@tottototo777)でした。

 

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